ジョニーの『世界はスクリーン』☆

Movieスクリーンと人生スクリーンの案内人=スクリーン・アテンダント。それがジョニー☆

過去は変えられる

また新たに、

トンデモないドキュメンタリーを観てしまった ^ ^

 

映画『ホドロフスキーのDUNE (Jodorowsky's DUNE) 』。

https://youtu.be/q75RaebfRXw

公式サイト

https://www.uplink.co.jp/dune/

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冒頭から

「世界を照らすには、己の身を焼かねばならない」

という、

ヴィクトール・E・フランクルの言葉が画面に登場し、

 

それに続いて、ホドロフスキー監督自身の声で

「人生の目的(ゴール)とは何なのか?
自分を魂として昇華させること」

という言葉が語られる、

 

幕開けからして、ただならぬ、“悟った” 視点を刺激される、この作品。

 

ただ、こういった 概念的な話やイメージに終始する訳ではなく、

『DUNE(デューン)』という(結果的に)未完となった大作映画の創作に向けて、

1人、また1人と “魂の戦士” がリクルートされて、

この前代未聞の、壮大で 他に類を見ない 創造とコラボレーションの中に入っていく様子を伝えるエピソードは、

もう 唖然ながら、その出来事や流れ自体が “傑作” としか言いようがない。

 

詳しくは、この作品を実際に観て頂くことを強くお勧めするが、

 

我々ひとり1人(そして存在のひとつ1つ)が、一人残らず

自らの意思で 歓喜とともに 役割・使命を担う、

この世界・宇宙を根底から変える 変革者なのだと

改めて勇気をもらえる作品だった。

 

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実は このドキュメンタリー映画をキッカケに、

当のホドロフスキー監督は 23年振りの新作映画を完成させる。

それが『リアリティのダンス』(La danza de la realidad / The Dance of Reality) [2013] なのだが、

https://youtu.be/N4A73GpgPRs

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この映画についてのインタビューの中で

彼は、こんなことを語っている。

https://www.uplink.co.jp/jodorowsky/ex/pdf/THISISALEXANDROJODOROWSKY_vol3.pdf

 

「私は、過去は変えられると思っています。過去というのは主観的な見方だからです。この映画(『リアリティのダンス』)では、主観的な過去が どういうものか掘り出して、それを変えようと思ったのです。

 

例えば、撮影をした故郷・トコピージャの家の前の通りは、子供の頃、私にとって巨大な道でした。しかし、実際は 狭く小さかったのです。

 

少年時代、私は とても苦しみました。でも それは主観であって、事実ではなかったのです。本当に起こったことではなく、子供から見た主観の解釈なのです」

 

…まさに、この今、この2019年という時代に

我々が 面と向かうことになる “真実”、

そのテーマとヒントに、

ここでも出会わせてもらった、

そんな気がします。

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー