いま、一点集中できるか
とてもチャーミングで 奥に力強さを秘めた素敵なストーリーでしたねぇ〜
『500ページの夢の束』(原題:“Please Stand By” )。
僕ら すべての人が ある意味 “病気” だ、ということには 疑いが無いですが ^ ^
(それぞれの “心の傷” と言うことも出来るけど、そもそも 脳を使った5感覚認識 自体が 不完全)、
そういう意味では、この作品の主人公である自閉症の女の子・ウェンディは、
特別に “変な人” ではなく、
僕ら自身の象徴だ。
原題の “Please Stand By” は、
ウェンディがオタクな『スター・トレック』シリーズで、主人公たちの乗っている宇宙船が予期せぬ事態に出くわした際、船長が乗組員にかける “(対応できる状態で) 待機して下さい” のフレーズ、らしい。
当のウェンディは、このフレーズを、自分が精神的に混乱状態になった時に、何度も口にする。
Stand by は、日本語にも「スタンバイ」という言葉があるように、「(すぐ対処できるように近くで) 待機する、準備する」という意味がある他、文字通り「そばに立つ(いる)」、「〜を援助する、支持する」「(約束を)守る」「次の通信を待つ」といった意味もある。
これらの意味合いをイメージして、困難に陥った時に、自分に訴えかけるように “Please Stand By” と繰り返すウェンディの行為に、深い意義も見て取れますねぇ。
劇中でウェンディが書く脚本(当然 内容はスター・トレックの物語!^ ^)の中の言葉も、真理をズバリ表現した名言の宝庫☆
自分のクリエイティビティだけを “大事ごと” として生きる道を選択しようとする全ての人への大いなる賛歌。
必見です☆
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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜
See you on the Screen!!! ☆☆☆
ジョニー☆