ジョニーの『世界はスクリーン』☆

Movieスクリーンと人生スクリーンの案内人=スクリーン・アテンダント。それがジョニー☆

“見えない映画”

僕と最近 会ったことがある人は分かると思うんですが、

会う人 会う人に

「この映画ヤバいから!絶対 観た方がいいよ!!!」

って話して回る映画が 常にあるんですよねぇ(笑)

その映画の関係者でも何でもないのに (o^^o)

 

今その “マイブーム映画” (死語w) の ひとつは、

間違いなく、これですねぇ。

 

ドキュメンタリー映画『ナイトクルージング NIGHT CRUISING』。

https://youtu.be/fBM0HPFenp8

公式サイトが、また粋な。

https://nightcruising.net/ja/introduction/

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先日、この試写会&トークイベントに行って来たんですが、

まぁホント、ヤバかった。

https://www.anemo.co.jp/movienews/newmovie/nightcruising-2-20190301/

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“前作” とも言える『インナーヴィジョン』も

ドキュメンタリーの概念を 根本から覆された映画でしたが、

今回は、さらに “ヤっちゃってる”(笑)。

 

3月30日 公開なので、

詳しい話は 取っておきますが…

 

「見えない映像を観ることについて」とか

 

“見えない監督の映画に、

あなたは何を “観る” か?

とか

 

ほんと、

クリエイターや映画好きに限らず、

あらゆる人に観て欲しい作品です☆

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

 

“勇気”に出会いたかったんだ、僕は。

そんな自分の心を思い出させてくれた、この作品。

先日、久し振りの銀座にて

試写会で出会いました。

 

今週 日本公開の映画、『マイ・ブックショップ』(The Bookshop) 。

https://youtu.be/1N6RMF7E8R0

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アカデミー賞授賞式の直後で、超大作・話題作が目白押しの この時期、

正直、

派手さ も、殊更に劇的なストーリー演出もない、“小品” という印象を与えるかも。

でも、だからこそ描ける、伝えられるものがある。

それを染み入るように感じさせる秀作でした。

 

エンディングが、

昨今のハリウッド大作ドラマに ありがちな結末の描き方やメッセージと 一線を画すものだったのも、好感。

 

観たい!と思ったキッカケは

(もちろんストーリーや舞台設定なども魅力だったが)

なんといっても、出ている役者さん達。

 

主演は、

現在 劇場公開中の話題作『メリー・ポピンズ リターンズ』(超オススメ!^ ^)

https://johnnie-screen.hatenablog.com/entry/2019/02/19/174202

の方でも、助演ながら とても素敵なテイストで 作品を支えていた、

エミリー・モーティマー

(僕と同い年と聞いてビックリ (^.^) 。年輪を重ねつつ、いつまでもチャーミングな魅力あり)

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ウディ・アレン監督の『マッチポイント』や

パリ、ジュテーム』『ピンク・パンサー』シリーズなど

幅広いタイプの作品に出演していますが、

 

今作では、

より繊細な一瞬一瞬の心の動きを 表情や振る舞いで語りつつ、

観る我々が 自然と、自分事と重ね合わせられる親近感・共感を抱く、

正に今回の主人公の女性にピッタリの 人間性で 素晴らしかった。

 

そして、もう1人

キャストで惹かれたのが、

ビル・ナイ

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ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで有名ですが、

個人的には

マリーゴールド・ホテルで会いましょう』や『パイレーツ・ロック』などで魅了されましたねぇ。

今回も

口数少なで、でもハートの熱い、

繊細で 深さのある人物像を

彼ならでは味わいと佇まいで 現実化させて、

最後の最後まで(助演ながら)物語を引っ張っていて、素晴らしいです。

 

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劇中、ビル・ナイ演じる老紳士=ブランディッシュ

 

「その美しさとは、他の言葉で言うなら… 勇気だ」

 

という旨のセリフを吐きます。

 

これ。これなんです。

僕の胸に、冒頭の言葉が浮かんだのは。

 

僕は、“勇気” に出会いたかったんだ。

勇気という “美しさ”、

勇気という “感動” そのものになるために

こうして生きてるんだ。

 

この映画で描かれる “勇気” には、

決して 派手な、拳を振り上げて ヒーロー/ヒロインが 声高に叫ぶ要素は、

一切ない。

その時代、その瞬間には

“勇気” による「勝利」さえ、全くない。

 

そもそも、勇気が扱うのは

人の物理的な “目” で見える 勝ち負けの話では、ない。

 

自分が “心の目” で見たもの・感じたものに正直に、

ただ 歩む。選択する。“生きる”。

その 高潔さ。

その 尊厳。

 

それが 感動を生み、

それのみが、人を、世界を、

変えていくことになる。

 

それ そのものに、自分は なりたいんだ。

 

そんなことをハッキリさせてくれた、大切な作品になりました☆

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

我々が前人未到の一歩で体験する“景色”

もう一つ、

今月の劇場公開映画で忘れてはならないのが、これ。

 

ファースト・マン』(First Man)

https://youtu.be/nFhzZKvaPXs

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こんな映画、初めて観た。

まるでポエムのような映画だった。

 

信じられないくらい素晴らしい音や映像、繊細でリアルな登場人物の表情など、

雄弁に語る要素で一杯なはずなのに、

何の説明も押し付けもなく、観る者を ただ ただ、

ニール・アームストロングが経験した世界そのものに放り込んで、

それをそのまま ひたすら “体験” させる。

だからこそ、頭脳ではなく感情で 彼や彼らと共感できる、理解できる。

 

とんでもない映画が創られた。

見事としか言いようがない。

 

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僕らも これから、

(望むと望まざるとにかかわらず)

人類歴史が経験したことのない時代に入っていく。

(AIの登場は、その象徴。“人間とは何か” の再定義が 否応無しに始まるのは、間違いない)

 

我々が

その 前人未到の一歩を踏み出す時、

自分の周りの視界に映るもので “見慣れたもの” “知っているもの” など、一つもない。

脳が把握している範囲・イメージを超えたものだらけの世界と出会い、

(今までの感覚で言えば)何が起こっているのか全く分からない状態で

進んでいくことになる。

 

この映画は、それをメッセージとして発信しているように思えた。

 

その “未知の世界” を

自ら すすんで、謳歌しながら 歩んでいけるかどうか。

そうなれば、間違いなく

尽きることのない 興奮と喜び の時代に

生きることが出来るだろう。

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

“良い方”しか行きようがない

今月 劇場で観た映画を、忘れないうちに。

まずは、なんと言っても!

メリー・ポピンズ リターンズ (Mary Poppins Returns) 』☆

https://youtu.be/1GnMHHe93P8

 

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とにかくヤバすぎた。

今こそのメッセージを、ストーリー、音楽、ダンス、デザイン、登場人物やキャラクターまで、全てに感じる♪

こんな映画、あり得るのか… 作れたことが信じられない!って感じ(もちろんイイ意味で ^ ^ )

 

ロブ・マーシャル監督(ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『シカゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞)の作品を観たのは 初めてだったけど、ほんと、ビックラこいた。

 

あれだけ名作として多くの人の心に残る作品の続編という、ハードルの高い映画ながら、前作へのリスペクトを中心にしながらも、新しいストーリー、新しい歌やパフォーマンス、今の時代にも通ずる新しいメッセージを ふんだんに盛り込んで、これだけのものを作り上げるなんて。

 

個人的には、涙腺 緩みっぱなしでした(笑)。

 

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僕は元々、

映画作品を観る際に

事前の “予習” を あまりオススメしないタチですし、

今回の この映画も

そのままエンタテインメントとして 十分に楽しめる作品ですが、

 

今回は、あえて

事前に以下の2つの映画を鑑賞してから 観に行くことを

強くオススメします。

(というのも、

前作だけを事前に観て『リターンズ』を見に行った人の中で、

「良かった。感動した」という人と

「悪くないけど、あまりピンと来なかった」という人と

反応が分かれたからです。

以下の両方を観ると、ストーリーやキャラクター、歌の歌詞など

その “意味” が深く受け取れると感じます☆)

 

【1】

メリー・ポピンズ (Mary Poppins)』[1964]

https://youtu.be/v2ZN2t7ikFA

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ウォルト・ディズニーが映画化を熱望して 晩年 実現した、ミュージカル映画の傑作。アカデミー賞では、主演女優賞をはじめ5部門を獲得(13部門でノミネート)。

新作『メリー・ポピンズ リターンズ』は、この映画の54年振りの続編となります。


出演:

ジュリー・アンドリュース

(『マイ・フェア・レディ』(ブロードウェイ版)、『サウンド・オブ・ミュージック』、『プリティ・プリンセス』シリーズ)


ディック・ヴァン・ダイク

(『恋するパリジェンヌ』『チキ・チキ・バン・バン』)

 

 

【2】

ウォルト・ディズニーの約束 (Saving Mr. Banks)』[2013]

https://youtu.be/FZWQOV40wIs

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メリー・ポピンズ』の原作者=P・L・トラヴァースは、20年近くに わたって ウォルト・ディズニーからの映画化の依頼を断り続けていた。映画が完成に至るまでの過程と、彼女の幼少時代を 巧みに織り込みながら展開する、実話を元にしたストーリー。

あの映画が何故これだけ年月が経っても 多くの人の心を捉える作品になったのか が 垣間 見れる、良作。オススメです☆


監督:

ジョン・リー・ハンコック

(『しあわせの隠れ場所』)


出演:

エマ・トンプソン

(『ハワーズ・エンド』『日の名残り』『ラブ・アクチュアリー』)


トム・ハンクス

(『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『アポロ13』『プライベート・ライアン』)

 

これらの作品(特に【2】)を観たら、

メリー・ポピンズのシーンや歌を 涙なしには観られなくなります(笑)

 

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前作の『メリー・ポピンズ』も名曲揃いでしたが、

今回の『リターンズ』も、

楽曲のクオリティがハンパないです ^ ^

 

最後のクライマックスを飾る

“Nowhere To Go But Up” (邦題「舞い上がるしかない」) も素晴らしいし

(曲名は「“上の方” に上がるしか 行くところなんてない」の意)、

 

バラードの “The Place Where Lost Things Go” (邦題『幸せのありか』も名曲。

(こちらの曲名は「なくなったもの達が行く居場所」の意)

 

タイトルだけ見ても、

“A Cover Is Not The Book” (邦題「本は表紙じゃわからない」)など

曲を楽しみながらも示唆に富むものも多いですねぇ。

 

いやぁ、ホントに素晴らしい。

 

この2月〜3月あたりは

話題作が目白押しで

この作品も 早めに上映が少なくなっておりますが;;

何が何でも 劇場で観ていただきたいですねぇ☆☆☆

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

 

 

どこから観ればいい?

いま、住んでるソーシャル・アパートメントの住人で 1作ずつ一緒に観ている

スター・ウォーズ』シリーズ。

(初めてシリーズを観る人も、シリーズが好きな人も、観たことあるけど よく覚えてない人も(笑)一緒に観てます♫)

先日から新たな3部作に入り、ストーリーも 新たな局面に入りました ^ ^

 

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今日は、

以下の2つについて ザクッと書きたいと思います。

 

【1】

スター・ウォーズのシリーズは、どこから(どの作品から、どの順番で)観ればいいのか?

 

【2】

今回みんなで観た『スター・ウォーズ/エピソード1:ファントム・メナス』から、

(われわれ自身や この人生・現実を “どこから観ればいいのか?” を考えるにあたって)

非常に 深い気づきと発見をもたらしてくれる 名言を 3つ、ご紹介☆

 

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【1】

スター・ウォーズのシリーズは、どこから(どの作品から、どの順番で)観ればいいのか?

(※ここでは、実写映画の劇場公開用 作品を対象にしますね)

 

これね、

以前から よく尋ねられることだったんですけど、

最近、ここソーシャル・アパートメント FILMS での鑑賞機会が 回を重ねる毎に、

更に かなり聞かれるようになった質問なんですよ ^ ^

 

(FILMSについては、こちら→ https://johnnie-screen.hatenablog.com/entry/2018/12/18/012842

 

いろんな視点や意見がありますが、

今回 ザックリ言いますね。

 

まず、

【大前提】=「『スター・ウォーズ』は、“どこから観てもOK” なシリーズです!!!」

 

<理由>

◆シリーズ創始者ジョージ・ルーカスは、ストーリーの途中の作品から観ても楽しめることを意図して、このシリーズを映画にしたから。

 

そもそも、スター・ウォーズの第1作(1977年)は、「エピソード4」だったんですよ。

当時まだ この世に スター・ウォーズ作品は ひとつも無かったというのに(笑)。

そこには、

 

 ◯ ルーカスが若い頃に映画館で夢中になって観た、“土曜の昼上映の連続シリーズもの” (Saturday Matinee Serials)

 ◯ ルーカスが大学時代に出会った、黒澤映画の数々

 

の影響があり(この辺、いつか詳しく説明する機会があればと思いますが)、

自分の全く知らない環境・状況に(映画を観ている者が)突然 放り込まれる楽しさ、

そんな “異世界” の体験でも 万人に共通して 感動・興奮を与える 人間ドラマ、

これらを意図して作られたのが、スター・ウォーズなんです。

 

なので、

基本的には、自分がピンと来た作品、タイミングが合った作品から、

どれからでも観てOKなんです d(^_^o)

 

いま公開している最新作から観るのもアリだし、

気になる登場人物・キャラクターが大活躍する作品を教えてもらって観るのもアリでしょう☆

 

 

【その大前提の上で、あえてオススメの 観る順番は?】(2019.1.29 現在(笑))

 

① 『ローグ・ワン』(1話で完結作品)[2016]

② 旧3部作(エピソード4・5・6)[1977〜1983]

③ 新3部作(エピソード1・2・3)[1999〜2005]

④ 『ハン・ソロ』(1話で完結作品)[2018]

⑤ 続3部作(エピソード7・8)[2015〜] ※エピソード9は今年(2019年12月公開予定)

 

<理由>

 

(1) ストーリーの流れや作品の質感からして、(全部の作品を観るつもりなら)劇場公開された順番に観るのが 断然オススメです。

 

(2) ただ、最初に劇場公開されたエピソード4は、今から40年以上も前の映画なので、映像のクオリティや物語の展開・テンポ感に “古さ” を感じてしまう人が多いのも事実。

 

(3) 一方、2016年公開の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(“スピンオフ作品” と言われる 1話完結の映画です)は、ストーリー的にも技術的にも 最新・最先端を ふんだんに取り入れた 質の高い映画というだけでなく、物語の内容が エピソード4の直前の話なので、このシリーズの世界や旧3部作に入っていく入口としては、非常に良い作品になっているんです(幅広い世代から「良かった」「感動した」と多くの評価を得ているのも重要)。

 

『ローグ・ワン』の魅力については、また改めて語りたいところですが

スター・ウォーズ・シリーズの中では 異色のテイストを持った1作ですが、特に我々 日本人にもビンビン響くところを持った、素晴らしい作品です)

ひとまず この↑オススメ順、参考にしてみて下さい☆

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(Rogue One : A Star Wars Story)

https://youtu.be/3h70WxMCLHs

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ちなみに、

僕が『スター・ウォーズ』シリーズを上映する時には、

作品を より楽しめる “クイック・セッティング” をやります。

(作品のウンチクを あれこれ語るのが目的ではなく、

むしろ先入観なくストーリーや登場人物と“新たに” 出会える器づくりのため)

 

これは、

数え切れないくらい いろんな友達や知人と スター・ウォーズを劇場に観に行った経験から

やり始めたことなんです。

スター・ウォーズ に限らず、他の映画でも そうなんですが、

事前にどういうセッティングによって

(もっと言えば、どれだけ 個々の “先入観・思い込み” をゼロ化できるかによって)

その映画を楽しめる・感動できる度合いは まるで違ってくるのを

たくさんの人の反応を見て、確信しています。

(そして これは、

自分や その人が 周りの存在や出来事を どう見るか、どう出会うか、人生をどう作っていくか

とも 密接に関わっているのですが)

 

特に、前述のように “あまり説明しない” ことを意図して作られている このシリーズの場合、

事前の前準備による、観た後の様子の違いには、驚くばかりです。

 

(もっと言うと、

観終わった後に、みんなの感じたことをシェアしながら、

いろいろなセリフや音楽、ストーリーやデザインなどに隠された “意味” を紐解いていくと、

その作品の受け取りが 自分と繋がる形でトンデモなく深く面白くなってきます)

 

過去にスター・ウォーズを観たけど「全然 楽しめなかった」という方、

スター・ウォーズが気になってるんだけど、なかなか観るキッカケがない方、

今年の新作公開に向けて、改めて スター・ウォーズを知りたいと思ってる方。

 

観たい状況やご希望を踏まえて、ばっちりセッティングしますので ^ ^

そんな方やお仲間の皆さん、

ちょっと このジョニーに声掛けて下さい☆(笑)

 

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【2】

今回みんなで観た『スター・ウォーズ/エピソード1:ファントム・メナス』から、

(われわれ自身や この人生・現実を “どこから観ればいいのか?” を考えるにあたって)

非常に 深い気づきと発見をもたらしてくれる 名言を 3つ、ご紹介☆

 

さて、そんな長い話からの(笑)

今回 鑑賞した、スター・ウォーズ すべての始まりのストーリーとなる

『エピソード1:ファントム・メナス』。

https://youtu.be/PAVBFDFK5sU

f:id:junc103new:20190129174239p:image

 

この作品も、アクション・シーンやサスペンスのみならず、

とてもディープなセリフが あちこちに登場します。

ここでは、この1作の重要なキャラクター、

クワイ=ガン・ジンの言葉を

余計な説明なく、味わって頂きたい。

 

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“Always remember: Your focus determines your reality.”

「常に これを覚えておけ ──

何に意識を集中するか によって、

自分の現実(実際に起こること・もの、実際に存在するもの・こと)が 確定するのだ」

 


“When you learn to quiet your mind, you will hear them speaking to you.”

「考えを静める術を学んだら、本当の自分が語りかけてくるのが自然と聞こえるようになる」

 


“Remember, concentrate on the moment. Feel, don't think. Use your instincts.”

「忘れるな、今この瞬間へ専心するのだ。感じろ、考えるんじゃない。自分の直感を活かすんだ」

 

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僕の場合、昔だったら

こういう言葉に出くわしたら、

「何か深いことを言ってそうだけど、自分には分かるはずのない、レベルの高い話だろうなぁ」

みたいに感じてしまうのが常でした。

 

でも今は、

こういう言葉、自分事(じぶんごと)としてビンビン感じまくっちゃって(笑)

感動しちゃうんですよねぇ。

勇気をもらえる。チカラになる。後押ししてもらえる。

そして、あんまり感動しちゃうから、他の人にも伝える ^ ^

 

その連鎖で、自分だけでなく 他のあらゆる人達とも

お互い いろんな影響を与え合って、

喜びを分かち合えるようになったことを感じます。

 

自分を、世界を、そして この現実や夢を どう観るかが

根本的に変化しちゃったんです。

本当に有難いです☆

 

『 nTech 』

http://www.nr-japan.co.jp/

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

 

 

 

過去は変えられる

また新たに、

トンデモないドキュメンタリーを観てしまった ^ ^

 

映画『ホドロフスキーのDUNE (Jodorowsky's DUNE) 』。

https://youtu.be/q75RaebfRXw

公式サイト

https://www.uplink.co.jp/dune/

f:id:junc103new:20190122142324j:imagef:id:junc103new:20190122142338j:image

 

冒頭から

「世界を照らすには、己の身を焼かねばならない」

という、

ヴィクトール・E・フランクルの言葉が画面に登場し、

 

それに続いて、ホドロフスキー監督自身の声で

「人生の目的(ゴール)とは何なのか?
自分を魂として昇華させること」

という言葉が語られる、

 

幕開けからして、ただならぬ、“悟った” 視点を刺激される、この作品。

 

ただ、こういった 概念的な話やイメージに終始する訳ではなく、

『DUNE(デューン)』という(結果的に)未完となった大作映画の創作に向けて、

1人、また1人と “魂の戦士” がリクルートされて、

この前代未聞の、壮大で 他に類を見ない 創造とコラボレーションの中に入っていく様子を伝えるエピソードは、

もう 唖然ながら、その出来事や流れ自体が “傑作” としか言いようがない。

 

詳しくは、この作品を実際に観て頂くことを強くお勧めするが、

 

我々ひとり1人(そして存在のひとつ1つ)が、一人残らず

自らの意思で 歓喜とともに 役割・使命を担う、

この世界・宇宙を根底から変える 変革者なのだと

改めて勇気をもらえる作品だった。

 

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実は このドキュメンタリー映画をキッカケに、

当のホドロフスキー監督は 23年振りの新作映画を完成させる。

それが『リアリティのダンス』(La danza de la realidad / The Dance of Reality) [2013] なのだが、

https://youtu.be/N4A73GpgPRs

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この映画についてのインタビューの中で

彼は、こんなことを語っている。

https://www.uplink.co.jp/jodorowsky/ex/pdf/THISISALEXANDROJODOROWSKY_vol3.pdf

 

「私は、過去は変えられると思っています。過去というのは主観的な見方だからです。この映画(『リアリティのダンス』)では、主観的な過去が どういうものか掘り出して、それを変えようと思ったのです。

 

例えば、撮影をした故郷・トコピージャの家の前の通りは、子供の頃、私にとって巨大な道でした。しかし、実際は 狭く小さかったのです。

 

少年時代、私は とても苦しみました。でも それは主観であって、事実ではなかったのです。本当に起こったことではなく、子供から見た主観の解釈なのです」

 

…まさに、この今、この2019年という時代に

我々が 面と向かうことになる “真実”、

そのテーマとヒントに、

ここでも出会わせてもらった、

そんな気がします。

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー

 

 

 

人生はリズムとテイスト

人から薦めてもらった映画を観て、音楽を聴いて、

図らず どハマりしちゃう喜びって、

何回 経験しても最高ですね♪

 

こないだ、同じ住人のプロ料理人の方が、

“フード・ムービーを みんなで観た後に、映画に出て来た 極上のフードを みんなで食べる” っていう

神企画をやってくれて。

…生きてて良かった、って思った(笑) ^ ^

 

そこで 出会ったのが、この映画!(と、キューバ・サンド♫)

 

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(原題:CHEF) [2014]

https://youtu.be/g6tu93u44Sw

公式サイト

http://chef-movie.jp

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監督・脚本・主演は、

『アイアンマン』シリーズの監督やマーベル映画群のプロデューサーとして有名な、

ジョン・ファヴロー

実は、役者さんとしても

自然で飾り気がない、観ている側が感情移入しやすいキャラクター演技が 持ち味、って感じてて

好感を持ってる俳優。

(彼を最初に知った『スウィンガーズ』、あるいは『リプレイスメント』等は好きですねぇ)

アベンジャーズ” 組から、スカーレット・ヨハンソンやロバート・ダウニーJr. らが、

なくてはならない “味” を巧みに添えてるのも、思わずニンマリ ^ ^

 

この映画、

ストーリー、全体のテンポ感、セリフ回し、役者さん

すべてが最高に アガる↑ムービーだった!

 

そして、使ってる曲が ハンパなく 良い!!!

イントロからしてカッコいい、ラテン/ソウル系の、思わずカラダが反応してしまう曲たちが、

作品の重要なファクターとして、ストーリーやメッセージに豊かさを加えてる。

 

本編で使用された曲を(公式サントラに入ってないものも含めてw)調べて集めて、

プレイリストを作りながら、

思わず声を上げてテンションが上がっちゃうくらい、ヤバい(笑)

(世界中の人が iTunes で公開してる、この映画のプレイリストも参考にさせてもらった。

…ホント、いい時代だねぇ〜 ^ ^ )

 

僕が作ったプレイリストは↓

https://itunes.apple.com/jp/playlist/chef-songtracks/pl.u-4Jom8J9Fa77qmL

 

年末、年明けと、

いろいろ頭で考えちゃうことも 山盛りだったけど f^_^;

一番 大切なことを、脳に決めさせちゃダメだね(笑)

 

Just feel it. You know it.

 

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ちなみに、『シェフ』とキューバ・サンド企画、

あまりの大好評に、

2月初旬に 再び やるみたいなので ^ ^

参加したい方は、直接 コメント or 連絡ください(笑)

(材料の用意があるので、事前参加予約 必須です☆)

 

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では また、スクリーンでお会いしましょぅ〜

See you on the Screen!!! ☆☆☆

 

ジョニー